PROGRAMプログラム

米国怪談

ラリー・コーエン追悼特集
NYでユニークな映画を作り続けた鬼才の軌跡!

おばあちゃんは魔女

1989年/アメリカ/93分 製作総指揮・監督・脚本:ラリー・コーエン
出演:ベティ・デイヴィス、バーバラ・カレラ、コリーン・キャンプ、デヴィッド・ラッシュ

ヴィーガンで高収入高学歴な意識の高い人たちが住む街に、野蛮な魔女のおばあちゃんが引っ越してきた!住民たちを下品のどん底に突き落とす!
『何がジェーンに起ったか?』のベティ・デイヴィスの遺作。日本初劇場公開。

8/10(土)13:20

ハイスクール・ウルフ

1981年/アメリカ/94分 製作・監督・脚本:ラリー・コーエン
出演:アダム・アーキン、エド・マクマホン、ロズ・ケリー、ノリユキ・パット・モリタ、ローレン・ランドン

狼に噛まれた少年が狼男に変身し失踪する。20年後、彼は町に戻ってきたが、姿は若いままだった。高校に再入学した彼はアメフト部で大活躍しモテモテになるが、女子の尻を噛むのが好きだった。日本初劇場公開。

8/10(土)15:10

キング・コーエン

2017年/アメリカ/107分 監督・脚本:スティーブ・ミッチェル
出演:ラリー・コーエン、ロバート・フォスター、マーティン・スコセッシ、ジョー・ダンテ、J・J・エイブラムス

ニューヨークを拠点に活躍した伝説の独立系映画監督ラリー・コーエンの軌跡を監督本人のインタビューや豪華映画人のインタビューにより追ったドキュメンタリー作品。これでアナタもラリー・コーエン博士!日本初公開。

8/10(土)17:00

神が殺せと云った

1976年/アメリカ/90分 監督・脚本:ラリー・コーエン 
出演:ニー・ロー・ビアンコ、デボラ・ラフィン、サンディ・デニス、シルヴィア・シドニー

ニューヨークで連続して発生する通り魔的大量殺人。犯人たちは皆「神が殺せと云った」と証言した。事件を追う刑事は、意外な真犯人を見つけ出す。ラリー・コーエンならではの奇抜なストーリー展開が楽しめる傑作。

8/10(土)20:35

8 月 10 日(土) 19:05〜

映画の生体解剖トーク

稲生平太郎 × 高橋洋

カナザワ映画祭恒例企画。
今回はラリー・コーエン作品を愛する二人が語り尽くす!

稲生平太郎稲生平太郎

1954年大阪生まれ。作家。著書に幻想小説「アクアリウムの夜」および「アムネジア」、UFO、オカルト論「定本 何かが空を飛んでいる」、高橋洋との対談集 「映画の生体解剖」など。横山茂雄名義の著書としては「聖別された肉体」「異形のテクスト」「神の聖なる天使たち」「死者の饗宴」(訳書)など。

高橋洋高橋洋

1959年千葉生まれ。脚本作に『女優霊』『リング』『インフェルノ蹂躙』『復讐運命の訪問者』『蛇の道』『発狂する唇』『血を吸う宇宙』『おろち』など。監督作に『ソドムの市』『狂気の海』『恐怖』『旧支配者のキャロル』。著書に「映画の魔」、稲生平太郎との共著「映画の生体解剖」など。