トビー・フーパー監督からのメッセージ

当企画を開催するずいぶん前にトビー・フーパー監督へ今回のイベントに出演をお願いする手紙書いて送っていたのですが、返事が来ないので諦めていたところ、開催1週間ほど前になって「まだ、間に合いますか?」とお返事が来ました。
あわててフーパー監督来日に向けて動いていたところ、「パスポートの期限が切れていました…」と残念なお返事が…。
その代わりに当日ご来場した観客向けにメッセージをいただきました。
平山夢明氏と中原昌也氏のトーク終了後にそのメッセージを読み上げましたが、せっかくなので、こちらにも掲載したいと思います。

「今回、このイベントに参加できず言葉にできないくらい残念に思います。もし参加できていれば、僕の人生で最高の出来事になったことでしょう。皆さんにお会いできなかったことは非常に残念ですが、芸術への気持ちと映画への感謝で満たされたこの場所、この瞬間に皆さんと同じ時を過ごせたことを想像するだけで感無量です。 このイベントに招待してくださったことに対し、かなざわ映画の会の皆さんに心から感謝します。イベントの成功をお祈りし、将来皆さんにお会いできることを願っています。 あなた方は映画という芸術を新しい場所に導こうと努力なさっています。誇りと尊厳を持って、がんばってください。  トビー・フーパー」