PROGRAMプログラム

4/29(月・祝) 21:05〜

名古屋ホラー『極道恐怖大劇場 牛頭』はいかにして生まれたのか?

佐藤佐吉 × 中原翔子

後にも先にも似た作品がないユニークな作品『極道大恐怖劇場 牛頭』の誕生秘話を
女優でVシネマ評論家でもある中原翔子が聞く。なぜ名古屋だったのか?

佐藤佐吉佐藤佐吉

99年『金髪の草原』にて脚本家デビュー。以後『オー!マイキー』『殺し屋1』『牛頭』などの脚本を手がけ『東京ゾンビ』で監督デビュー。近年ではNHK 『シリーズ江戸川乱歩短編集』(満島ひかり)、『シリーズ横溝正史短編集』(池松壮亮)を演出。俳優としても『キル・ビル』などに出演。最新脚本作は斎藤工主演『麻雀放浪記2020』。

中原翔子中原翔子

93年に女優デビュー。以降、映画『ビジターQ』(01/三池崇史監督)、『童心』(06/富岡忠文監督)、『旧支配者のキャロル』(12/高橋洋監督)ほか、映画・Vシネマなど多数出演。また、AV界の巨匠・代々木忠監督の著書「つながる」を原作としたオムニバス『愛∞コンタクト』(16/渡辺あい監督&深井朝子監督)では、企画・出演のみならず配給・宣伝まで手掛けた。最新出演作は、映画『翔んで埼玉』(19/武内英樹監督)。

4/30(火・祝) 18:00〜

激論!!映画における野蛮とは!?

高橋洋 × 小林勇貴

野蛮を追求する若き映画監督小林勇貴が、
恐怖を探求するドクトル高橋に映画の真髄を聞く

高橋洋高橋洋

1959年千葉生まれ。脚本作に『女優霊』『リング』『インフェルノ蹂躙』『復讐 運命の訪問者』『蛇の道』『発狂する唇』『血を吸う宇宙』『おろち』など。監督作に『ソドムの市』『狂気の海』『恐怖』『旧支配者のキャロル』。著書に「映画の魔」、稲生平太郎との共著「映画の生体解剖」

小林勇貴小林勇貴

カナザワ映画祭「期待の新人監督」初代グランプリ(『NIGHT SAFARI』)にして、最強の出世頭。商業映画(『全員死刑』『ヘドローバ』)を撮り、テレビドラマ(『GIVER 復讐の贈与者』『すじぼり』)を撮り、NGT48のMVを撮り、小説「殺界団地」を書き、いろいろ出世仕事をしています。28歳になりました。左利きです。ずっとカナザワ映画祭にきたかったです。今回きます!お金ください!

5/1(水・祝) 19:05〜

映画の生体解剖
~山の狂気、森の妄想、辺境の暴力~

稲生平太郎 × 高橋洋

カナザワ映画祭恒例のトークイベント「映画の生体解剖」第9回目は、
田舎の恐怖、奇妙な風習の根源について語る。

稲生平太郎稲生平太郎

1954年大阪生まれ。作家。著書に幻想小説 『アクアリウムの夜』 および 『アムネジア』、UFO、オカルト論 『定本 何かが空を飛んでいる』、高橋洋との対談集 『映画の生体解剖』など。横山名義の著書としては 『聖別された肉体』、『異形のテクスト』、『神の聖なる天使たち』、『死者の饗宴』(訳書、近刊)など。

高橋洋高橋洋

1959年千葉生まれ。脚本作に『女優霊』『リング』『インフェルノ蹂躙』『復讐 運命の訪問者』『蛇の道』『発狂する唇』『血を吸う宇宙』『おろち』など。監督作に『ソドムの市』『狂気の海』『恐怖』『旧支配者のキャロル』。著書に「映画の魔」、稲生平太郎との共著「映画の生体解剖」

5/2(木・祝) 19:10〜

映画狂人ロード 特別編「日本の土俗的恐怖」

伊藤俊也 × 白石晃士 × 坪井篤史

お馴染みの映画狂人コンビが『犬神の悪霊』の伊藤俊也監督をお迎えして、
日本の田舎ホラー『犬神の悪霊』について語り尽くす!

伊藤俊也伊藤俊也

映画監督。1937.2.17生。福井市出身。1960年東映入社(1991年からフリー)。1972年、「女囚701号 さそり」で監督デビュー。 主な作品に、「女囚さそり」三部作(’72~73)、「犬神の悪霊(たたり)」('77)、「誘拐報道」(’82)、「白蛇抄」(’83)、「花いちもんめ」(’85)、「花園の迷宮」(’87)、「風の又三郎 ガラスのマント」(‘89)、「プライド 運命の瞬間(とき)」(’98)。また、日本映画監督協会創立70周年記念映画「映画監督って何だ!」(’06)の脚本監督を経て、「ロストクライム 閃光」(‘10)、 「始まりも終わりもない」(’13)。主なテレビ作品に、「美空ひばり物語」(’89)、「白旗の少女」(’90)、「鬼麿斬人剣」(’95)。著書に「幻の<スタヂオ通信>へ」(’78れんが書房新社刊)、「偽日本国」(’01小説・幻冬舎刊)。「メイエルホリドな、余りにメイエルホリドな」(’09戯曲・れんが書房新社刊)。現在「日本国憲法」(来年公開予定)の撮影を終えたところ。

白石晃士白石晃士

1973年福岡生まれ。スピルバーグ、必殺シリーズ、心霊番組、B級ホラー、『狂い咲きサンダーロード』や初期北野武監督作品の影響を受けて映画の道へ。初のフェイクドキュメンタリー『暴力人間』(共同監督/笠井暁大)がひろしま映像展’98で企画脚本賞と撮影賞を受賞、『風は吹くだろう』(共同監督/近藤太)がPFF’99で準グランプリを受賞。その後心霊ドキュメンタリーのオリジナルビデオを多数手がけ、その流れで『ノロイ』(2005)を発表。主な作品に『口裂け女』(2007) 『タカダワタル的ゼロ』(2008) 『オカルト』(2009) 『グロテスク』(2009) 『シロメ』(2010) 『超・悪人』(2011) 『カルト』(2013) 『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!シリーズ』(2012〜) 『ある優しき殺人者の記録』(2014) 『貞子vs伽椰子』(2016) 『不能犯』(2018) 『恋のクレイジーロード』(2018) 『地獄少女』(2019)など。

坪井篤史坪井篤史

1978年愛知県生まれ。小3の時に映画から啓示を受けて30年過ぎました。映画のために生きる映画狂人。名古屋のミニシアタ ー、シネマスコーレ副支配人。たまに非常勤講師、たまにテレビレギュラー出演。自分の映画狂人ぶりがドキュメンタリー映画になった『劇場版シネマ狂想曲』と初プロデュース作品『恋のクレイジーロード』(白石晃士監督/田中俊介主演)が全国上映中。