PROGRAMプログラム

本宮映画劇場館主の語りと
「ピンク映画いい場面コレクション2017」
聞き手:石動三六

10/8(日)14:50

「ピンク映画いい場面コレクション」とは・・・・・
約50年前のピンク映画初期のいい場面のみを編集したものです。
現代ではお目にかかれない貴重なシーンをぎゅっとつめこんだ摩訶不思議な映像をどうぞご覧ください。
35ミリフィルムで、50年以上も編集しているのは、おそらく日本唯一の存在ではないでしょうか???

トークでは、ピンク映画がない時代から、ピンク映画が世に出た時代をリアルタイムに体験&興行してきた80歳の田村館主が語ります。
MCはピンク映画に詳しく、ピンクの帝王 久保新二さんイベント司会としてもおなじみの石動三六さんです!

※本宮映画劇場については、『独居老人スタイル』都築響一著 筑摩書房 に詳しく書かれています。

田村修司田村修司

1914年開館、1963年に閉館した福島県本宮市の本宮映画劇場館主。閉館した現在も年代物のカーボン式映写機や当時の映画ポスター、劇場を守っている。

石動三六石動三六

フリーライターとしてピンク映画に関わるうちに、役者、司会、舞台演出、イベントプロデューサーなど様々な分野に進出。現在は年に数回、都内でピンク映画関係のイベントを開催している。著書に『Pink&Porno 銀幕のエロティシズム』『アデュ~ ポルノの帝王久保新二の愛と涙と大爆笑』など。

関連上映 性の完全犯罪

1973年/64分 監督:久我剛 出演:谷ナオミ

パパやめて、なにするの ……ああ、私は父に処女を奪われた!
愛欲のミステリー大作!

本宮映画劇場より発掘フィルム!
44年ぶりの御開帳!!1度きりの上映です。
これを逃したら、もう2度と見られません。。。

※トークと映画は別料金です。

10/8(日)13:30

ラブドール・トーク

10/ 9(月·祝)15:20

都築響一都築響一

1956年東京生まれ。ポパイ、ブルータス誌の編集を経て全102巻の現代美術全集『アート・ランダム』(京都書院)を刊行。以来現代美術、建築、写真、デザインなどの分野での執筆・編集活動を続けている。93年『TOKYO STYLE』刊行(京都書院、のちちくま文庫)。96年刊行の『ROADSIDE JAPAN 珍日本紀行』(アスペクト、のちちくま文庫)で、第23回木村伊兵衛賞を受賞。 http://www.roadsiders.com/

LIP'Sプレゼンツ特別イベント上映
ロッキー・ホラー・ショー

ロッキー・ホラー・ショー

1975年/イギリス/100分 監督・脚本:ジム・シャーマン
出演:ティム・カリ ー、スーザン・サランドン、ミート・ローフ、リチャード・オブライエン

カルト映画のクラシック。観客のこの映画に対する支持は絶大で、常に世界中のどこかで上映されているほどだ。現在までの興行収入は製作費の軽く100倍を稼ぎ出している。ある古城を訪ねたカップルが巻き込まれる変態体験をロック·ミュージカルとして描いているが、この作品はただ見ても仕方がない、参加して体験せよ!

10/7(土)18:45

『ロッキー・ホラー・ショー』の楽しみ方

皆さん、はじめまして!
『ロッキー・ホラー・ショー』ファンクラブ会長Arthurです。よろしくお願いします。
カナザワ映画祭2017にて、『ロッキー・ホラー・ショー』(以下RHS)上映とのこと!!
これはぜひぜひご覧いただく皆様には、RHSを骨の髄まで嘗め尽くして楽しんでいただきたく、
ここでひとつ、RHSの楽しみ方をご紹介させていただきます!

え?そんなことしていいの!?
「映画を観るのに、楽しみ方とか何それ?なんで?」と皆さんお考えでしょう。
RHSは「観客参加型映画」なのです。
スクリーンに映る登場人物と一緒に、歌い踊り、時には(いや、ほとんどずっとですが…)スクリーンに突っ込みを入れます。
そしてスクリーンの前では、まるで登場人物がスクリーンから飛び出したようにパフォーマンスをします!
想像がつかない方も多いかと思いますが…
要するに、普通に映画が観られると思ったら大間違いなのです。
まずは、左へジャンプ!
入門編として、劇中でのダンスシーンで一緒に踊る!というのをご紹介します。
途中で「タイムワープ」という曲が流れる際に、映像の中でダンスのステップを教えてくれる人(ナレーター)が現れます。
「まずは、左へジャンプ!」と解説。すると登場人物がそれに合わせて踊ります。
そこで、皆さんも思い切って立って、ナレーターに教わりながら踊りましょう!
騒げ!騒げ!
とにかく、静かに映画を観るなんてことができないという保証をいたします。
なんせ、ファンクラブ(以下FC)の面々が、歌い踊り叫びながらの鑑賞をしますから!
皆さんもぜひぜひご一緒に歌い踊り、そしてシャウトしちゃったりしてください!
声を出すのは恥ずかしいなぁという方々にオススメなのが、クラッカーや鈴などの鳴り物です。
クラッカーは、基本的には映画館は火気厳禁なので、近頃話題の空気圧で音が出るクラッカーを使うようにしています。
火事になっちゃったら危ないですからね。鈴やノイズメーカー、でんでんだいこなどもオススメです。
大好きな登場人物の見せ場でクラッカーを鳴らし、鈴を鳴らしながら一緒に歌う!ほとんど、ライブ感覚ですね。
一緒にかざせ!そして照らせ!
わりと最初の方に、雨の中を主人公カップル、ブラッド&ジャネットが歩きながら歌うシーンで、ジャネットが新聞紙を傘の代わりに頭上にかざして歩きます。 この時に、一緒に新聞紙をかざして、雨降り気分を味わいましょう。そしてそのシーンでは「There the light~」と「光がそこにある」ような歌詞がありますので、そこでペンライトやサイリウムを振りましょう!
振ったり消したりするタイミングは、FCの面々がサッと出したら一緒に出して、消したら一緒に消しましょう。
たまに「ダークネス!ダークネス!」と消すタイミングを教えてくれる人がいますよ!
とにかく楽しめ!
ここまで読んで、いまいちわかんないっていうか、映画を観るだけなのに何この騒ぎ方って?と思っている皆さん。
その通り。これは、一度体験してみないと、こうやって文章で読んでもわかりにくいかと思います。
もうね、細かい準備はいらないから!
ただ、思いっきり楽しんじゃうぞ!って気持ちでご来場ください。
あと、パフォーマンスや客席での大騒ぎ前提なのですが、自分が踊ったりするのは苦手なんだよね~という方々は、ファンの大騒ぎしているのも含めてのRHS上映だということで、温かい目で見守ってください(笑)。
注意事項

最後に、注意事項をお伝えします。大騒ぎと言っても、ルールはきちんと守りましょう。
・火気厳禁
・水鉄砲厳禁
・米を投げない(結婚式のライスシャワーのことです)
・スクリーンやパフォーマーに向かって、物を投げない
・自分の散らかしたゴミ(クラッカーや紙ふぶき)は、自分で片付けましょう
以上です。


当日は、東京からFCのパフォーマーが駆けつけます!
コスプレをして、場内をうろついていると思うので、気軽に声をかけてみてください。
色々と教えてくれますよ~。

それではみなさん、
Don't dream it, Be it !!

LIP'S 会長 Arthur Takehara