熊切監督が期待の新人監督だった頃

かつて「期待の新人監督」だった熊切監督が鮮烈デビューを飾った作品『鬼畜大宴会』を上映。

鬼畜大宴会

1997年/日本/106分

監督・脚本・編集: 熊切和嘉

撮影: 橋本清明

音楽: 赤犬

出演: 三上純未子、沢田俊輔、木田茂、杉原敏行、小曽木健太郎

山岳ベースで殺し合う左翼学生グループを強烈なバイオレンス描写で描いた熊切監督の衝撃のデビュー作。当時まさに期待の新人監督が誕生した作品だった。大阪芸術大学の卒業制作作品でもある今作には、後の映画界をけん引する学生たち(山下敦弘、向井康介、近藤龍人など)がスタッフとして参加。第48回ベルリン国際映画祭パノラマ部門正式招待、第28回タオルミナ国際映画祭グランプリ受賞、第20回ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード準グランプリ受賞。