大惨事ゾーン

カタストロフ 世界の大惨事 Catastrophe
1977年/アメリカ/89 分/カラー/35㎜
日本語解説
監督・脚本:ラリー・サヴァドヴ
カタストロフ 世界の大惨事
東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵
異常な自然現象や、人為的原因によって、人間の命、社会生活、未来がことごとく叩き潰される恐ろしさ、悲惨さを記録した大惨事ドキュメンタリーの元祖。巨大ハリケーン、火山の大噴火、黄砂パニック、F1レースの大事故、豪華客船の沈没、超高層ビルの大火災、原子力発電所の危険きわまりない事故。カタストロフとは大破局という意味である。
アンデスの聖餐 La Odisea De Los Andes
1975年/ブラジル/99分/カラー/35㎜
ポルトガル語/日本語字幕
監督:アルバロ・J・コバセビッチ
脚本:マリオ・ガルバス・ロサ
音楽:アンジェル・パラ
撮影:ヘンリー・ワイス
アンデスの聖餐
東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵
約40年以上前、大事件としてショッキングな報道が続けられ、その行為の是非が問われた「アンデスの人肉食い事件」のドキュメンタリー。1972年10月、ウルグアイの学生ラグビーチームら45名を乗せたチャーター機が雪深いアンデスに墜落した。約70日後に奇跡的に生還した16名。彼らは死んだ友人の死肉を食べて生き延びたのだった。事故現場に散乱する凄惨な遺体の数々が過酷な生と死の軌跡を浮かび上がらせる。